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画像の引用元:YouTube

今回は4月1日のニュースから。ニューメキシコ州での出来事です。スーパーマーケットで買い物をしている間に15000匹もの蜂の大群に車を占拠されてしまうという珍事件発生!そこに非番中の消防士であり、かつ養蜂家という救世主が現れた!実際ニュースとなった映像をご覧ください。

Firefighter saves man in car swarmed with thousands of bees l GMA





駐車場で信じられない出来事が…

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「蜂に占拠された車を救ったのは非番中の消防士兼パートタイムの養蜂家だった」と、ニュースを伝えるキャスターの男性に続き、レポーターの男性へとバトンタッチ。事件の詳細が伝えられます。「食料品を買いに行くという些細な外出中に、駐車場で信じられない出来事に遭遇してしまったんです。」と。



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こちらがその時の写真だそう。なるほど、確かにこれはただ事ではない状況。「15000匹もの蜂が男性の車に群がっています」と強調しています。

車の所有者は買い物をしている最中にこのような状況になってしまったそうです。しかもそれに気がつかず一旦は車を走らせたんだとか…。その後、消防への連絡をするも、電話を受けた消防もどうすればいいか分からず2時間が経過。結局プロを呼ぶ事に。



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救世主として現れたのは非番中の消防士であり、かつパートタイムで養蜂家として働くジェシー・ジョンソンさん!



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「大丈夫だよ、僕が今そこに行くからね、って。そうすればこの男性を解放して家に帰してあげる事ができるからって言ったんだ。」

ジョンソンさんは早速防護服に着替え、車に巣くう蜂を別の箱に移し替えます。そして元凶とも言える送粉者・受粉者の元を経つためにレモングラスのオイルを使うなど徹底したプロの技で駆除します。


ジョンソンさんによると、春という季節は最も蜂が群がる季節で、蜂達が自分達の住処を増やそうと今回のように群がる時、この方法は非常に有効なのだとか。

結局ジョンソンさんの到着後、およそ5分後には蜂は全て撤去されたとの事です。そして、ジョンソンさんは駆除した蜂を自らの養蜂場に持っていき、その後の面倒はジョンソンさんが見る事になったのだとか。



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「これはすごく重要な事です。なぜなら、あらゆる種類の花粉媒体者(花粉を運ぶ昆虫の存在)は必要不可欠だからです。」と…。確かに、養蜂場と聞くと蜂蜜の採取の事が真っ先にイメージに浮かびますが、昆虫の生態系それ自体は、花粉を運ぶ重要な役割を担っていますものね。

養蜂家として最後は深いお言葉が出ました。そういえば、かのアインシュタインも、蜂が滅びれば生態系のシステムが崩れ人間も滅びるなんて言っていましたね。



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最後は「この養蜂家の男性はかなりたくさんの蜂蜜を手に入れて、さらにたくさんの蜂が群がる事になってbuzzyだね!(ニュースの冒頭で伝えられたBuzzyと掛かっています。これは蜂のブーンという音や、その結果騒がしいといった意味でニュースで伝えられていました)」とのジョークをかましてこのレポートの締めくくりとなりました。

誰も怪我をする事もなかったのが不幸中の幸いでしたね!皆さんも、蜂がアクティブになっていくシーズン、どうかご用心を!





この動画に寄せられた海外の人たちの反応


●蜂を殺すのではなく、専門家に電話をしたのが嬉しいわ。蜂は地球にとって価値のあるものだもの。

 ↑完全に同意!彼らは美味しい蜂蜜を作り出すし、私はそれが大好き

●蜂の存在は地球存続においてとても重要。彼らを受け入れてくれてありがとう消防士さん。

●全ての蜂を正しく計算して、私たちに「15000匹である」と教えてくれた熱心な人を尊敬

●蜂はきっと「この見捨てられた車に蜂の巣作っちゃおうぜ」って感じだったんだよ

●この男性ったら、蜂のbuzzing音(ブーン音)に気づく事なくそのまま走ったって、どういうことよ!?

●それで、誰が蜂の正確な数字を数えたんだ?(笑)

●まさにヒーロー。彼の職務を超えているよ。

●これらの蜂は彼の元から逃げたものだって気がするんだけど。なんで彼そんな用意周到なのよ(笑)


声の引用元:YouTube



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