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画像の引用元:YouTube

オーストラリアのビクトリア州の森で迷子になり彷徨っていた一匹の羊が保護されました。毛刈りをされずに伸びて絡まった毛が膨れ上がり、まるで大きな岩のような姿で発見された羊。なんと35キロもの毛を身にまとっていたのです!

イギリスのメディア、The GuardianのYouTubeチャンネルよりご紹介します!

Baarack the sheep shorn of 35kg fleece after being found roaming in rural Australia





岩の様な羊毛約35キロに覆われた羊…


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まるで分厚いジャケットを羽織っているかのような姿のこちらは、特に羊毛の生産を目的として飼育されるメリノ種と呼ばれる羊です。

Edgar’s Mission Farmに保護され、スタッフさんによりバーラクと名付けられました。

重たい毛で皮膚が引っ張られてしまい、とても痛々しい姿です。




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かつては牧場で飼育されていたバーラクですが、そこから逃げ出してしまったと考えられており、森の中で彷徨っていたところを保護されました。

このニュースを伝えたThe Guardianの記事によると、耳に付けられていたタグは伸びて絡まった毛によってちぎれていたそうです。

また体重も十分ではなく、顔周りの毛が原因で目も悪くなっていたというバーラク。毛が自然に抜け落ちないというメリノ種の羊は、少なくとも1年に一回、定期的な毛刈りが必要不可欠なのです。




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歩くのもままならないほどの体毛に覆われるバーラク。

スタッフさんがすぐに毛刈りを開始します!




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刈られた毛の重さはなんと35キロ!490足もの靴下、あるいはセーター60着が作れてしまうほどの毛の量です!




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また痛々しい傷が残るバーラクですが、スッキリ身軽になって足取りも軽やか♪ 毛がなくなって、ムシャムシャと干し草も食べやすそうですね。

これからは定期的に毛を刈ってもらい、健康的に長生きしてくれることを願います。




この動画に寄せられた海外の人たちの反応


●大昔のイギリスの裁判官みたいだね。

●そんなに重いものを背負って可哀想に。見つかって良かったわ。

●変な服装をしたお金持ちのセレブみたいだね。

●毛が伸びるように改良されたのが悪い。野生の羊にはこんな問題起こらないよ。

●首の治療もちゃんとしてあげて欲しいわ…それでも随分と幸せそうになったわね!❤

●すべての毛が刈られていくところを見るのはすごく気持ちいい。

●ええ、メリノ種ね。ウールをたくさん製造するために改良された種類だから、ネグレクトのこと以外にもいろんな健康問題が出るのよ。

●とってもハンサムだったんだね!😃

●この保護施設に救助されてラッキーだったよ。この毛刈りは辛いだろうね。

●かわいそうに!オーストラリアの夏の暑さは辛かったんじゃないかしら!


声の引用元:YouTube



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