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画像の引用元:YouTube

この動画はスペインにあるアルツハイマーや認知症に対する音楽療法の有効性を調査する団体、Asociación Música para Despertarによって提供された貴重な動画です。

この動画に映るマルタ・ゴンザレスさんはアルツハイマー病を患い老人ホームで暮らし、悲しみの淵にいました。そんな時、この団体の音楽セラピーを受けることとなりました。チャイコフスキーの「白鳥の湖」を聴くうち目がキラキラと輝くゴンザレスさんをご覧ください。

Ballerina with Alzheimer’s hears swan lake, begins to dance





「そうそう、こうだったかしら。」

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マルタ・ゴンザレスさんです。男性がイヤホンで「白鳥の湖」を流します。「ボリュームを上げて。」という様に手の平を上に何度か動かします。

感極まるゴンザレスさんの手を男性が握りしめます。そして、男性はゴンザレスさんの手にキスをするとその場を少し離れました。



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そのままゴンザレスさんは踊り続けます。映像には時折若い頃の彼女の姿も。今も昔も感情を込めて踊る姿が素晴らしく美しいですね。

座りながらの上半身しか使っていないダンスですが、見ている方はその迫力に思わず見入ってしまいます。


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1960年代の若かりし頃のゴンザレスさんです。この頃、彼女はニューヨークシティバレエと共演する女性バレエダンサーの最高位、プリマでした。いくら記憶を失っても体に染みついた記憶は消えないのですね。


途中でまた男性が近づき、ゴンザレスさんとスペイン語で話します。ゴンザレスさんは「感情的になったわ。」と語り、男性は「それは普通のことだよ。そして見ている僕らも感動したよ。とっても上手に踊っていたよ。」と応えます。そうするとゴンザレスさんは「トウシューズが必要ね。」と冗談まで言いました。


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そしてゴンザレスさんはまた踊り始めました。ゴンザレスさんは残念ながら2019年に亡くなりましたが、スペインの団体、Asociación Música para Despertarがこの動画を今年10月頃公開したところ、瞬く間に話題になりました。

ニュースサイトUP WORTHYによると、アルツハイマーや認知症を患っていても、音楽に関する脳の領域は損傷が少ないことがあり、音楽セラピーによって好きな曲を聴くことで脳を活性化されることができるそうです。ゴンザレスさんの美しいダンスによって音楽の偉大さが分かった気がします。




この動画に寄せられた海外の人たちの反応


●車椅子に乗っていて元気がなくなっていても、人を感動させることはできるのよ。

●なんだか分からないけど泣けてきた。

●特に音楽のような強烈な記憶は脳に一生残るんだね。

●音楽セラピーがどれだけ重要かが分かったわ。

●最初はためらうように踊っていたけど、最後の方は力強い踊りだったわ。

●踊っている時の彼女、とっても嬉しそうに見えるわ。

●きっと彼女の頭の中ではステージに立っているのよ。

●彼女の手の動き、とっても上品だわ。

●全ての振り付けを覚えているようね。驚きだわ。

●きっと何百回と練習した曲なんでしょうね。素晴らしい。


声の引用元:YouTube



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