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画像の引用元:YouTube

イングランドの山岳救急サービスチームである「Great North Air Ambulance Service」は、ジェットスーツメーカーである「Gravity Industries」と協力して、湖水地方国立公園で救急サービスを提供するための、ジェットエンジンを搭載したスーツのコントロールテストを実施しました。

もしもこの取り組みが成功し軌道に乗れば、世界初のジェットスーツ救急救命士の誕生!と言う、何とも夢のあるお話。動画はCGなどでもなく、紛れもなくホンモノ!かつて夢みた未来はもうすぐそこ!?





夢が現実に?超未来の発明に世界中が注目


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動画の中の風景は、見渡す限り山!山!山!の大パノラマ。そこを悠々と空を飛ぶ赤いスーツの男性。まるでさながらSFのヒーローのよう。


当サイトでも何度か紹介しているこちらのスーツ、すでにご存知の方も多いのではないかと思います。




イギリスの発明家のリチャード・ブローニングさんが2017年に「Gravity Industries」を立ち上げ、瞬く間にその斬新な発想と無限の可能性に、世界中が注目しました。このスーツが実用化されれば、山岳地帯で苦しむハイカー達の元に救命救急士達がすぐに駆けつける事ができるようになると言います。



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この湖水地方国立公園において、ケガ人を救助する事は長い間、課題となっていました。しかし最近「Great North Air Ambulance Service」はこのジェットスーツを手にし、このジェットスーツを試しました。テストパイロットは、谷底から負傷者のいる場所に設定された場所へと飛びます。



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「Gravity Industries」は、ものの90秒もあれば目的地へ飛んでいけると言います。
実際に救命救急士のAndyさんは「その潜在能力は無限だ。」とニコニコ話します。

ジェットフライトでの最初のフライトはカンブリアになるとのことですが、苦しみを和らげて命を救うものとなるだろうと明るい見通しです。



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続けて「だから本当に素晴らしい瞬間だよ、こんなに早く自分たちを必要としている人の元へ行けるなんて・・・驚異的だ!」と、語ります。確かにこの大パノラマの景色、飛行機だと着地の問題が出てきますし、ヘリコプターでも天候条件によっては難しそうですが、それよりももっと小型で自分のコントロール次第で小回りがきくのであれば、かなり理想的ですね。



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両腕と背中、合計5基(何と合計出力1000bhp越え)のジェットエンジンのパワーと、人間のバランス感覚で空中飛行を可能にするのだとか。動画の中ではこのように両腕を微妙な加減で動かし、飛ぶ方向や速度をコントロールしている様子が見られます。

このスーツが気になる方は、「Gravity Industries」のインスタも是非チェックを。未来を感じさせてくれるような、ワクワクの止まらない発明で世界を救う事になるのでしょうか!?今後の動向から目が離せませんね!





この動画に寄せられた海外の人たちの反応


●空を飛んで人の命を救う人について話してみようか

 ↑スーパーマン?

●想像してみろよ、かなりヤバイケガを負って、真っ白になるって時にジェットスーツを着て飛んで現れたらって

 ↑完全に幻覚って思うよ

●←→L1、L2、R1、R2、↑↓←→

●驚くべき事だよ!この技術が最初に使われたのがamazonの配達サービスや戦争なんかじゃなくって、救命救急に使われたなんて信じられない!まさに希望!

●もうこれ以上大学に遅刻しなくていいように、こんな感じのジェットスーツが必要だな

●もし「paramedic(救命救急)」を「pandemic(広範囲に及ぶ流行病)」って読んだら、それは2020年だ。



声の引用元:YouTube



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